2020年7月29日水曜日

7/29: 一年前に書かなかったこと

もう十分に時間は経ったと思うので、件の「初恋」について敢えて書いていなかったことを、私が忘れてしまう前に書いておこうと思う。

私と「彼女」は仲の良い友人だった。私にとって異性の中で最も仲が良かった人が「彼女」であるし、それは彼女にとっての私もそうだったのではないかと思う。
私は、彼女に尊敬や親愛の情を抱いていた。話の分かる奴、学問の悩みについても話しやすい相手、それが彼女に感じていた印象だった。私は、ずっと彼女と仲良しでいられたらいいなと思っていた。だが、年を重ねていくにつれ、かつては非常に親しかった友達も前より疎遠になっていきがちであることに気がついた。
私は、「もし、今まで会ったことのある人の中の誰かと結婚するとしたら、私は誰とずっと一緒に過ごしていきたいと思うだろうか」と自分に問うた。そうしたとき、自分の中にふっと浮かんできた答えが「彼女」だった。私の中の親愛の情が、恋心へと変質し始めた瞬間だった。
私が彼女に告白するまで長い時間を要したのは、その実、この気持ちをどう扱えばよいのかわからないというのが大きかった。普段は物理的に距離が遠く、どうアプローチをかけてよいものかわからなかった。また、自分の中に恋心があるという事態の重要性に自分でも気がついておらず、慌ただしい毎日の中、自分の気持ちに対して放置を決め込んでしまった。いよいよこれは大変なことになってしまったと理解したのは、学部3年の終わりの頃、バスの中で彼女の隣に座った時、緊張で足の震えが止まらなくなってしまったときのことであった。その日は緊張で眠れず遅刻してしまい、大失敗をしたと思ったものだった。だが、同時に、自分は彼女のことが好きなのだから、いずれ告白する前提で腹を括らねばならないとも感じたのであった。

このくだりを「初恋」に入れてしまうと、読む人が読めば「彼女」の正体が誰か分かってしまうだろうと私は思った。彼女は、私が「彼女」に告ったことを誰かに言わないでほしいと言っていた。だから敢えて入れず、極力ミスリーディングな表現を使ってぼかして書いた。その一方で、私は、言ってしまいたくて仕方がない、誰かにぶちまけて相談したい、真実を自分の中だけに抱え込むことなんてできないとずっと思ってきた。私は口封じされているのが苦しかった。もうあれから一年以上が経ったのだから、もう多少は他の人にバレてもいいだろう。どのみち私は徹底的に無視されているのだから、バレたことを許されるも許されないもないのである。
だから、アクセス数もほとんどないこの場所に、この文章を書いて置いておくことにする。

2020年7月28日火曜日

7/28

歯医者に行ったところ、たまたま高校で同じ学年だった人が歯科衛生士をやっており、話しかけられた。私は相手のことを知らなかったが、私の高校内での知名度のために、相手は私のことを知っていた。診察中も色々タメ語で話しかけられてしまった。話すのはいいのだが、診察中は一人の患者として接してほしいし、歯科衛生士とタメ語でプライベートな会話をするのは少々嫌だと感じてしまう。「こいつ頭はいいのに歯磨きは下手くそだなあ」と思われているのかもしれない。
正直別の歯医者にしたい。流れで次回の予約まで取られてしまったが、予約をキャンセルしようかどうか悩んでいる。

最近はずっと統計力学特論のレポートを解いている。難しくて全然わからないので困る。

2020年7月22日水曜日

7/20 - 7/22: MD/焼肉/さよポニ

7/20
一日作業してやっとのことでC++でVNL-CLL法によりMD計算をするプログラムを書き上げた。C++はたくさんエラーが出て取り扱いに難儀したが、計算はやはり高速で、1万分子もある系の計算をあっという間に終えていく様は爽快だった。システムサイズを100倍に増やせたことになる。

7/21
@miria__akagiと焼肉を食べた。肉が硬いと言っていた。7000円の焼肉と比べれば当然である。リングフィットアドベンチャーをやってみたいというので、その後30分歩いて自宅に戻った。炎天下の中歩いたので暑さでへとへとになってしまった。日焼け止めを塗り忘れていて、肌が赤くなった。お肌に良くない。

7/22
TLにさよならポニーテールカバーの「天使にふれたよ!」が流れてきた。聴いてみるとオシャレな曲調でとてもよかった。さよならポニーテールつながりで久々に「ナタリー」も聴いてみた。今PVを見ると確かにAC部要素が感じられて面白かった。

2020年7月14日火曜日

7/14: VNL-CLL法のコードの書き直し

以前pythonでVNL_CLL法によるMDを実装したのだが、どうやらそのままではCに移植することが難しいことが分かった。そこで、pythonで書いたVNL_CLL法のプログラムをオブジェクト指向の考え方を使って書き直していたのだが、今日やっとそれが完成した。これをやるのに一ヶ月近くもかかってしまった。あとはこれをC++に移植すればよいだろう。今月の下旬は統計力学特論のレポートに充てたいから、今週中に移植し終えたいところだ。
情報系が専門の高校の部活の後輩にプログラミングについて色々教えてもらっている。とても助かる。

2020年7月13日月曜日

7/13: 異性になる夢

気が付けば、私は女の子になっていた。しばらくすると、どこからか視界に「彼女」が現れた。私はもう彼女に無視なんてされなかった。自分の性別が変わったことで、私は彼女の友達......それも、同性の友達になれたのだった。

......というところで目が覚めた。意識を取り戻すとともに、大きな虚無感と絶望感に襲われた。女の子になって一番にやりたかったことは、1人ファッションショーでもなく、カラオケに行くことでもなく、ましてや女湯に行くことでもなく、「彼女」ともう一度友達になることだったのだという事実が、私の胸にぐさりと刺さった。

現実世界では、彼女ともう一度友達に戻る術は見つからない。何と声をかけても、思いつく限りのどんな迂遠な手段を使っても無駄だった。私は。粉々に割れてしまった友情のかけらを、ただ見つめることしかできなかった。頑張れば頑張るほど、無力感だけが募っていった。

彼女の答えはキッパリとしたものだった。決然としたNoの答えだ。だが、その一方で彼女の内心はずっと曖昧なままのだろう。将来のことも、自分の心のことも、何も分かっていないのだろう。彼女は、その曖昧さを私に悟られまいと私を遠ざけているのだろうか。それとも、私の存在そのものが自分の矛盾を突きつけてくるから、私を遠ざけているのだろうか。
多くの人は、「時間が解決するだろう」と言ってくれる。だが、解決されるまでの私のこの苦しみの時間積分は、一体どう対処すればいいのだろう。わからない。自らの死によって時間による解決を全て放棄してしまおう、あいつにとって一生残る傷になってやろうとブラックジョークをこぼしたことは一度や二度のことではない。早く誰か助けてくれ。

2020年7月10日金曜日

7/10

今日は私の誕生日である。どうぶつの森を起動したら特別な演出があった。

発見的方法論Iのレポートを書いた。キツかった。これでやっと2単位である。教員が2人いるからレポートも2倍というシステムはどうかやめていただきたいものだ。

2020年7月8日水曜日

7/7, 7/8: 七夕漫画

7月7日の夕方、恐山の漫画「くーろんず」を読んでからリングフィットアドベンチャーをやった。RFAを終えてシャワーを浴びていたところ、突如漫画のアイデアが降りてきたため、夕食を済ませてから漫画の執筆に取り掛かることにした。ネタ出しは「七夕」というキーワードを起点にするするとできた。午後8時頃から描き始め、12時過ぎに描き終わった。私は何かにつけて作業時間の見積もりが甘く、今回も10時半くらいには終わるだろうと考えていたためあまりの時間のかかりっぷりに驚いてしまった。作業が終われば催眠音声を聞いてリラックスするつもりだったが、残念ながら十分な時間が取れそうにない。
7月7日中に終わらなかったのは少しばかり悔しい。私の漫画はものすごく絵が下手だと思われているだろうが、これでも何度も描き直している。気を張らないとちゃんと丸が描けないし、棒人間の線もまともに描けない。デジタル作画にして効率は上がったものの、これだけの漫画を描くのに4時間もかかってしまうのである。本物の漫画家には頭が上がらないなと思った。