2022年12月15日木曜日

12/14: 「グノーシア」クリア

「グノーシア」というゲームをクリアした。傑作と名高い作品だったが、やはり傑作だった。
シナリオ・キャラクター・ゲームシステムが密接に相互作用し、そのどれもがこの作品形態でしか表現できないものになっていて、非常に独創的でありながら洗練されたゲームだと思った。
初めはこのゲームを人狼シミュレーターだと捉えていたため、「疑う」「かばう」程度しか表現できないシステムを不満に感じていた。この場合はこいつが嘘つきであの場合はあいつが人間で......と理屈っぽい論戦を交わしたり、逆転裁判のように証言を「つきつけ」たりはできないのである。しかし、ロジックな議論が得意だが人望がなく、すぐに吊られて敗北しがちなラキオというキャラを理解してからは俄然面白くなった。これは論理一辺倒のゲームではなく、人間臭い感情が支配するゲームだったのだ。
イベントを起こしてシナリオを進めるためには、ただ勝てばよいのではなく、普通のプレイではすぐ退場してしまうキャラをなんとか生き残らせる必要も出てくる。人狼ゲームをモチーフに人間模様が描かれ、ループを繰り返してシナリオを進め、各キャラの人間性を理解していくことで主人公の人狼ゲームでの立ち回りが上手くなり、狙った盤面を作り出せるようになって、シナリオがどんどん進んでいく......。これは未だかつて得られたことのない体験で、どうやってこんなのを思いついたのだろうとひれ伏してしまうほど斬新なゲーム性だった。
こうして進められるシナリオも、このゲームだからこそのストーリーで美しかった。どの順番でイベントが進むかがプレイヤーによって異なるオープンワールドのような仕組みを持ちながら、破綻なく進み完璧な伏線回収が行われるシナリオは見事という他ない。
ループものというとシュタインズゲートやRe:ゼロが思い浮かぶが、ループものの主人公として、100回以上の試行錯誤と一期一会をこの手で体験できる作品は他にない。100回以上の試行錯誤というと投げ出したくなるものだが、絶妙な難易度設定、サクサク進められるゲームシステム、大量の隠しセリフを用意する異常な作り込みのおかげで真エンドまで熱中が持続して、ループの苦悩と結末の感動を自らのものとして味わうことができた。

Splatoonやスマブラと違ってプレイヤーが周りにいないせいで、ネタバレ有りの話が友達とできないのが難点である。inscryptionもそうだが、もっと多くの人にプレイされてほしいなと思う。

2022年11月24日木曜日

11/24

スマホを使いながら小便をしていた男子学生が、スマホを小便器に落としてしまったのが見えた。思わず「あっ」と声が出た。スマホを流水で洗う姿に同情した。

2022年11月7日月曜日

11/7

自室のエアコンの送風口の奥が黒いまだら模様になっているのが目に入った。一念発起して羽を外して掃除をするも、汚れが取れない。業者を呼ぶしかなさそうだ。 

2022年10月25日火曜日

10/25

四畳半タイムマシンブルースを見て思ったことを書く。ネタバレあり。

2022年10月12日水曜日

10/12

10/8に丸子橋と会ったとき、「犬のかがやき」はどうやら母校の先輩のようだという話をした。このツイートを見せたところ、校歌の歌い出しが「テクノの空は明け初めて」とは一体何事か、という話になった。当然だと思って馴染んでいたが、よくよく考えると校歌が「テクノの空」から始まることってあり得ない気がする。 まるでフィクションの校歌のようだ。

「とくにある日々」のあの高校は附属高校だったのか、という話にもなったが、残念ながら設置部もお嬢様部も見かけたことがない。あったなら夢のある話だ。

2022年9月26日月曜日

9/26: ダンガンロンパV3の話

先月の話だが、Switchでダンガンロンパの2とV3をクリアした。かなり面白かった。このキャラクターを失いたくないと思わせてくれる、キャラクターの個性の強さが特に魅力的だと思った。死体発見フェーズではいつも「え!?」という声が出てしまったし、学級裁判のクロ指名フェーズでは「おそらくあいつが怪しいけどあいつを指名したくない」という葛藤をよく抱いたものだ。こういう気持ちにさせるのが非常に上手いゲームだった。
ダンガンロンパ2はまごうことなき名作だった。一方のV3はというと、名作とはいえないと感じた。とはいえ、そもそも名作を目指していないのだろう。V3は2と比べて世間の毀誉褒貶が激しい作品であるが、これも想定内なのだと思う。そもそも名作の続編を作るというのは大変困難なことだ。製作陣がこの問題に真っ向から向き合い、覚悟を持ってプレイヤーに投げつけた解答がこのV3なのだと受け取った。V3は2よりも豪華な作りで、数々の演出もより凝ったものになっている。しかし、製作陣はそれでは2の続編として物足りないと考えたに違いない。このV3という存在からは、製作陣の悲鳴というか、断末魔というか、そういった苦しみが感じ取れた。その苦しみの中に、どこかの誰かにとっては2を超えるものを作りたいという熱意も同時に感じ取れた。プレイしてみて2の方が完成度が高いと感じた一方、V3の存在自体に感じた漢気は高く評価している。

シリーズを通して特に好きなキャラは、V3の民俗学者・真宮寺だ。そもそも探究心の強い学者肌のキャラという設定がいい。ミステリアスなところもいい。見た目も面白い。「あのサァ」の声の圧もいい。「神経を抜き取るヨ」という口癖もいい。とてもいいキャラだと思う。

2022年9月25日日曜日

9/25: クレジットカードに関する手続き

三井住友カードゴールド(NL)を発行したため、1年間で100万円の条件を達成すべく、各種サービスで登録カードの変更を行った。
その過程でpovo2.0なるものが現れていたことを知り、povo1.0から乗り換えることにした。povo2.0の登場からは1年近く経っていたらしい。なんて情弱なのだろうか。
ついでにUNHCRの設定も変更してダイレクトメッセージの郵送も止めた。100万円が無理そうになったらUNHCRにぶっ込んでもいいかもしれない。

2022年9月21日水曜日

9/21: ブログに書いていない話はあるか

私は色々なことをTwitterやブログに書いてきた。その結果、次のようなことがよく起きる。

私「この前こういうことがあって......」
相手「あー、ブログで見た」

こうなると話すことがない。これに困っているという話をしたら、何かブログに書いてない話はないんですかと尋ねられた。しかし、全く記憶にないのである。ブログに書いていない話というと大体書いてはいけないことであるから、忘れているのはそれはそれで正しい在り方だろう。
これを説明したところ、今更ブログに書けない話とはどういうトピックか、センシティブなこともたくさん書いてきたではないかと更に詰め寄られた。しかし、センシティブなことを書いてきたと言われても、これまた記憶がない。結局私は書いたことも書いていないこともさっぱり覚えていないのである。東大に入るのに全ての脳の容量を使い果たしてしまったのかもしれない。
とはいえ一つ思い出した。この前Twitterで恋愛相談に乗ってほしいというDMが突然飛んでくるという出来事があった。これの中身を書くと流石に信用を失う気がする。この相談にしても、真面目に考えてこうすれば良いのではないかという結論を出したのだが、「なんでそれでいけると思ったのかわからない」と言われてしまった。まあ、何の解決にもならないトンチンカンな結論だったにしても、それで笑ってもらえたならそれはそれで十分なのではないかと思っている。

2022年8月30日火曜日

8/28: 悩み相談を受ける

ある人から悩み相談を受けた。内容は、浪人生の妹が自分の実力を顧みず有名大進学に固執している、何を言っても自分に都合の悪い意見はシャットアウトして不機嫌になるばかりで困る、というものだった。
如才さんがが家庭教師だったらどうしますか、と尋ねられ、こう回答した。
・「いけるいける!大丈夫!未来は何が起こるかわからない!」と無責任に煽り立てる。
・悲惨な結果になったとしてもそれはそれで面白いからOK。
・家庭教師をしていて教え子が第一志望に受かってほしいなんて思ったことがない。自分より無知な人間が東大生である私に跪いて教えを乞う、このシチュエーションが気持ちいいからやっているだけ。あとは金さえもらえればいい。
・所詮は他人。

「そりゃ如才さんにとっては他人でしょうけど、こっちは家族なんです。こうやって真剣に相談しているんですから、もっと真面目に考えてください」と言われた。そこで次のように回答しておいた。
・そんな奴はどんな大学に進学しても碌な人生を歩まないだろうから見捨てろ。
・予備校の費用で家の資産を食い潰されるのは困るから、遺産の配分については親にあらかじめ一筆書いてもらえ。以降、相続に関しては弁護士を通すようにして、妹とは関係を断絶しろ。
・所詮は他人。他人に期待するだけ無駄。
・妹と思うから疲れる。認知症の老人が家族に一人増えたと思えば色々許せるようになる。
・それはそれとして、よかったら俺を家庭教師としてつけてくれ。その妹はいい金蔓になりそうだ。

そうしたら、別れ際に「認知症って自分ではわからないそうですよ。如才さんも気をつけてくださいね」と言われた。真面目に助言を考えたというのにこいつはなんてことを言うのだと思った。

2022年8月28日日曜日

2022年8月6日土曜日

8/6

株が値上がりしていて黒字だ。特にインテュイティブ株の利益が著しい。今年いっぱいは下落相場と踏んでいたが、急騰した。
できればメインの収入を超えるくらいに育てたいものだ。

2022年7月10日日曜日

7/7

この日の夜はオンライン家庭教師として専門学校の女性に(専門外の)薬理学を教えていた。
そういえば、昨年の七夕の夜も女性と話していて、「付き合わん?」みたいなことを言ったら、「彼女がいるんで......」と言われたのであった。そりゃ可能性がないわけだ。一年前の話か、とふと思い出した。

2022年7月5日火曜日

7/5: 期日前投票

今日は銭湯でお風呂に入り、耳鼻科を経て、薬局で薬を受け取った後、参院選の期日前投票をしてきた。
今日の歩数は13800だった。歩数が10000を超えるのはキム卓のために家と大学を二往復した6/22以来で、歩数が13000を超えるのは中目黒のクイーン・シーバにインジェラを食べに行った4/14以来のことのようだ。
先週末まで熱中症になるかと思うほど暑かったが、今日は暑さが幾分ましで、1万歩歩いても特に身の危険を感じることはなかった。よいことである。

2022年6月28日火曜日

6/28: 株式取引

最近、株式取引を始めた。ビギナーズラックというものか、1万円程度+が出ていて気持ちがいい。損益の表示を見た瞬間、まるで美味しいステーキを食べているかのような快感が脳を貫くのが感じられた。この1万円で数回ステーキを食えば二重三重に気持ちが良くなるのだろう。コスパのよいことだ。そんなわけはないが、ずっとこの調子で儲かればいいのにと思ってしまう。
みりあは今ニートとして麻雀に熱中しているとのことだが、麻雀のように確率計算で運をものにする力があれば株も上手くいきそうな気がする。彼女が株をやるとどういう結果になるのか気になる。

2022年6月20日月曜日

6/19

ブログを更新する時間をとることができず、一ヶ月開いてしまった。自分がこの有様では奥にブログの更新を急かすことができないなと思うので、今日無理にでも更新しておく。
4月には250円だったゴーヤが一本200円になっていた。ゴーヤチャンプルーにして食べる。最近はダイエット中なので豚肉は入れない。
3月から、とにかく油ものと酒を控え、ひたすらサラダと蒸したささみを食べている。その割に体脂肪率も体重も一向に減らない。一向一揆。奇妙だ。運動が足りないのかもしれない。毎日のようにスクワットやプランクをしていて、その結果として毎日のように疲れていると解釈していた。そして、これ以上運動はできないと感じていた。だが、運動が十分だったから疲労が生じているのではなく、睡眠障害や、研究の疲れ、画面の見過ぎなどによって疲労が生じているのかもしれない。どうしたものだろうか。

2022年5月11日水曜日

5/11: 体組成計

体組成計を新しく買った。
今のシンプルな機能のものでは物足りなくなったためである。オムロンのKRD-703Tだ。5/10の日記を書いた後、5/11の深夜2時くらいに注文したら、5/11の夕方17時にはもう届いていた。配送が速い。今までのタニタのものは体脂肪率21%、体年齢25歳と表示されていたが、新しいものでは体脂肪率24%、体年齢33歳と表示される。オムロンの使用者を甘やかさない姿勢が垣間見える。
オムロンのこの体組成計は、両手両足測定による精度の高さと、スマホとの連携によるデータ自動送信機能が魅力である。タニタよりもオムロンの方がアプリの評判が良かったため、オムロンのこの製品を選んでみた。体重の記録を続けることにより、健康管理に役立てていきたい。

2022年5月10日火曜日

5/10: 歯科・耳鼻科

午前は歯医者に行っていた。定期検診と歯石除去のためである。普段は保険の範囲内でのクリーニングなのだが、今回は保険外の内容を含む更に念入りなクリーニングをお願いした。レントゲンを撮ったこともあり、時間にして1時間、金額は1万円かかった。ステインまでしっかり落としてもらうことができ、歯はとてもきれいになった。
歯医者は12時くらいに終わった。フッ素を塗ってもらったことでしばらく食事を禁止された。帰り道で気になるランチを見つけ、入りたいと思ったが、また後日にしようと思いとどまった。家に帰ってから2時くらいに焼き鮭を食べた。
午後は耳鼻科に行った。処方箋を薬局に出したら、薬がないので後日郵送すると言われた。ここの薬局は、来店前にネットで処方箋を送信しておくことで来店時待ち時間なしで薬を用意してくれるというサービスを行っている。これは便利なのだが、その一方でどういうわけだかいつも薬がなく、毎回後日の郵送になる。こんなので大丈夫なのだろうかと思う。
歯医者も耳鼻科も家から歩いて行って30分くらいかかった。家と病院とを往復したため、今日は計2時間ほど歩いていたことになる。病院に行く用事が多いと1日のうちかなりの部分が潰れてしまう。困ったものだ。
今日の体脂肪率は21%だった。自動で記録してくれる体組成計が欲しい。

2022年5月5日木曜日

5/5: 量子論の基礎

先日、おそうじ本舗の人に来てもらって洗濯槽の掃除をしてもらった。作業時間は2時間くらい、価格は1万2000円くらいだった。洗濯機は使い始めて7年経っている。見えないところで汚れも溜まっているだろうと考えての判断だった。しかし、実際分解作業してもらったところ、大した汚れはなかった。よって、業者を呼んだものの大して意味はなかった。
業者の人が作業している間はずっと昼寝していた。どれぐらい汚れが溜まっているのか見てみたいと言って、汚れが浮き出たタイミングで起こしてもらった。どれどれと眺めた後はまたすぐに寝た。

歯医者の予約を入れていたが、忘れてすっぽかしてしまった。謝って予約を取り直した。

ザムザムの冷凍スープで白菜やキノコを煮込んで食べた。ヒリヒリとした辛さがあって、ラー油なしでも体がよく温まる。

清水先生の量子論の基礎を再読し始め、読み終えた。B2の頃より随分よく理解できるようになったと思う。ツイートした疑問点:

  • 量子論において系の詳細が与えられたとき、ハミルトニアンを書き下す手続きがいまいちよくわからない。これが曖昧なままで量子論に予言能力があると認めてよいのだろうか、毎回実験結果に整合するようハミルトニアンの形を推測していたのでは何でも主張できる理論になってしまわないのか、と疑問
  • 井戸型ポテンシャルのシュレディンガー方程式を解いて固有関数を求めるのは物理系なら必ず習うみんなおなじみの手続きやけど、「無限次元の空間で固有値問題を解いてハミルトニアンを対角化している」という観点から見ると、これは一体何をやってるんや?
  • 無限次元ヒルベルト空間の問題なら固有値が離散化されるとは限らないわけやけど、井戸型ポテンシャルの問題でエネルギー固有値が離散値をとっている(この事実は量子力学の重要な特徴といわれることが多い)のってただの偶然?
    →「有界な領域のラプラシアンの逆作用素(グリーン作用素)はコンパクト。有界領域のグリーン作用素がコンパクトなので、その固有値は離散的。だからグリーン作用素の逆と見たラプラシアンの固有値は離散的になる。」と教わった。じゃあ調和振動子で離散化されているのはなぜ?

最近よく閉店間際のオオゼキで40%オフの鮭を買って食べている。魚は肉と比べて味と値段があまり比例しないなと思う。鮭は魚の中では特に高コスパなものだといえるだろう。

セフィロスがVIPに到達した。嬉しい。

2022年4月26日火曜日

4/24: 蘭州料理

二子橋とザムザムの泉に行ってしゃぶしゃぶと蘭州牛肉麺を食べた。その後綱島の風呂に行った。

2022年4月9日土曜日

4/9: メモ

加藤先生の物性物理学講義を読んでいる。p12に疑問点があるので後で考える。
誘われた飲み会を断り、代わりに4000円をユニセフに募金した。

2022年3月14日月曜日

3/14: 確定申告

確定申告をした。ギリギリの手続きだったので、e-Taxではサーバーエラーが頻発して大変な目にあった。医療費控除と副業(家庭教師)の申請が目的だったが、副業の方は収入が20万円以内だったため要らないことが分かった。
iDeCoの開始手続きをした。NISAの口座開設の手続きもした。

2022年2月15日火曜日

2/15: オイルクレンジング

毛穴の詰まりが気になったので、オイルクレンジングをした。ベビーオイルを顔に塗って、石鹸で洗い流すというものである。これでほおがさっぱりしたが、洗顔に使った洗面器に灰色の石鹸カスのようなものがたくさんついて掃除が大変だった。

2022年1月10日月曜日

1/10: 新しい椅子

昨年末、おくのブログを読んで椅子が欲しくなったので新しく椅子を買った。今日はそれが届いた。ニトリのリカルドである。座り心地が良く、満足している。