11/13: 「ふたりがけ催眠 メルティオーガズム編」の話

注意: 性的。

「ふたりがけ催眠 メルティオーガズム編」はやはり名作だなと改めて思った。すごいところはたくさんあるが、「体の力を抜くキス」というのは偉大な発明だと思う。この作品は催眠導入の時間が他の作品よりやや短い。ただ、プレイの最中にキスによってどんどん深化を重ねていくのだ。「キスで体の力が抜ける、力が抜けるとそれによって快感がふわっと広がる」という暗示により、深化と同時に快感を感じることができるし、催眠状態を維持し続けるのも容易になる。催眠誘導とエッチを分離するのではなく、それらを一体のものとして一つの作品に仕上げているような作品は非常に少ない。感動的な作品である。作者は催眠音声制作の天才だ。