2019年8月12日月曜日

8/12: 悩みの相談

これは私のある「悩み」の相談である。「初恋」の「彼女」に関することだ。

私は「彼女」に露骨に避けられている。顔を合わせることがないのは言うに及ばず、今やメッセージを送っても既読さえ付かない。
私が振られてからおよそ1ヶ月が経った頃、私は再び友達になるべく彼女にメッセージを送った。そのときはちゃんと既読も付いた。返事も来た。自分のことを嫌いになったかどうか尋ねると、「仲悪くなったとは思ってない」「今まで通りの関係でいられたら」とのことだった。私は一安心した。しかし、ここから始まったやり取りは、彼女からの「しばらく連絡とれません。ごめんなさい。」という通告によって終わることとなった。
ブロックはされていないので、依然としてメッセージを送ることは可能である。「しばらく連絡とれません」からおよそ2ヶ月後、耐えかねた私は「この「しばらく」って……一体いつまで?俺、君と友達になるの諦めた方がいいのかな」とメッセージを送った。メッセージアプリは、その仕様上、既読を付けなくてもメッセージの冒頭部分を読む事ができる。それに期待してのメッセージだったが、反応はなかった。ブロックされていないことが生殺しのように思えてきた。私のことが嫌いでないのなら、一体どうして無視されているのだろうか......。やはり嫌われているのだろうか......。彼女がどういう心理で私のことを避けているのか、私にはよく分からない。
私には、早く友達の座に復帰したい、時間が経つことにお互い接し方が分からなくなっていくのではないかという焦りがあった。それを好意に基づくアプローチとして解釈された可能性がある。そうであれば誤解を解きたいところだが、直接連絡を取る手段は最早ない。
私と彼女の共通の友人に相談するのは一つの手だが、こんなややこしくなった人間関係に巻き込んでしまってよいものか。「彼女」が誰なのかを知った瞬間、その人もまた人間関係の当事者となる。それに、「彼女」が誰なのかという秘密を、彼女の許可なく漏らしてしまってよいのかも分からない。私はもう噂が広まろうと何だろうと構わないのだが、おそらく彼女は私に告白されたという事実を他人に知られることを嫌がるだろう。しかし、彼女に許可をとる術などどこにもない。

メッセージを送って以降、ずっと「彼女」に関する思考が頭を巡っている。これは、私がまだ彼女に恋愛感情を抱いているということを意味しているのだろうか。私が彼女のことを好きだから、彼女のことをずっと考えてしまうのだろうか。いや、違う気がする。私の胸に、かつてのような高揚感はない。胸が締め付けられるような思いはするが、切ないというよりもただただ苦しい。もし仮に、万が一、今彼女に告白されるようなことがあったとしても、きっと私は返事を保留にするだろう。これは......いわば不安だ。大切な友人だと思っていた人に無視されているという事実を前にして、もう今後彼女と一切関わることができないかもしれないという不安が、心の中に重く広がっているのだ。

私のエッセイ「初恋」は、私が次の恋愛に対して前向きな姿勢を示すところで締めくくられる。しかし、この苦しみを抱く中で、心境が次第に後ろ向きに変化してきた。今の私の状況を相談したある友人は、「そんなものだよ、仕方ないよ」と言った。そんなものなのか。仕方がないのか。私が誰かに恋心を抱くたび、私は誰か大切な友人を失わねばならないのか。ここまで覚悟しなければ、告白してはならなかったのか。恥ずかしながら、そこまでの覚悟は私にはなかったと言わざるを得ない。私は、告白の一件に関して、自分の行動を後悔なんてしたくなかった。実際、5月頃は、自分は最善を尽くしたと信じて、後悔の念を抱くことは全くなかった。その信念が今や揺らいでいる。既読の付かないメッセージ画面を開くたびに、振り払いがたい後悔の念がじわじわと募ってしまう。彼女との趣味の合いようを思い出すたびに、私は彼女と良い友人になれたはずだとの確信を抱く。私が失恋から立ち直るということは、こうした苦しみに再び苛まれるリスクを負うことだ。私は、果たしてそこまでの覚悟を持つことができるだろうか。私が失恋から立ち直るたびに、一人、また一人と嫌われていって、ついには異性の友達が全くいなくなる。そんな未来をも、覚悟しなければならないのだろうか。私は、段々怖くなってきた。
私は、たとえ振られたとしても、双方にとってプラスとなるだろうと信じて告白した。今まで告白されたことのなかった彼女にとって、告白される経験は自信に繋がるはずだと思っていた。でも、それも間違いだったのかもしれない。彼女にとって、私に告白されるというのがただただ迷惑なだけの体験だったとしたら......。この可能性に思い当たった瞬間、背筋がゾクッとした。怖い......。
「いい人はきっといるよ」と人は慰めてくれる。そのときは、私も「うん」と同調した。しかし、そこにたどり着くまでに、恋愛を成就させるまでに、あと何度この苦しみを味わえばいいのだろうか。あと何度不安に苛まれればいいのだろうか。
怖い、怖い、怖い、どうしてこうなったのだろう、助けてくれ......。

このままではトラウマになってしまうかもしれない。私は忘れようとした。漫画や本を買い込んだ。趣味のblogを更新した。アニメを見た。論文を読んだ。......上手く行かない。娯楽も勉強も上手く楽しめない。面白いと思えるはずのコンテンツが退屈に感じられる。アニメを見ても話が頭に入らず、何を言っているのか分からなくなって、電源を切ってしまう。筆もあまり乗らず、最近更新した記事もいまいちな出来に見える。何にも集中できない。無気力と倦怠が体を支配する。
私は先週からずっと体調を崩しているのだが、上述の「悩み」は体調不良の遠因になっているようにも思える。体調を崩しているために体を休めることしかできないのだが、そうして横になっていると自然に「悩み」のことを考えてしまい、心が休まることがない。私は自分が悪循環に陥っているような気がする。

一体、私はどうすればいいのだろう。「自らの幸福の最大化」という「初恋」の最後で掲げた目標のためにできることは何かあるだろうか。それを考えるために、一旦問題点を整理する。
  1. 「彼女」はどのような心理で私のことを無視しているのだろうか?
  2. 「彼女」に無視という方針を考え直してもらう方法はあるだろうか?
  3. 「私と「彼女」の共通の友人に相談する」という戦略は検討に値するだろうか?リスクに見合うベネフィットを期待できるだろうか?
  4. 告白という自分の行動を再び肯定できるようになるためには、何が必要だろうか?
  5. 私が「怖い」という感情から解放されるためには、何が必要だろうか?
  6. 私が「忘れる」ためには、どのような手段が有効だろうか?
今の自分では、これらの問題に答えを出すことができない。そこで、読者の方に意見を求めようと思う。私的な問題で心苦しいのだが、問題の解決に協力してやってもよいという方がいれば、TwitterのダイレクトメッセージやLINEなどを通してコメント頂ければ幸いである。匿名でのコメントを希望される場合は、この記事のコメント欄を利用してほしい。
些細なもので十分である。とにかく、私はどうにかして今の事態を打開するための糸口を探しているのだ。

私は、自分の「目標」を実現するために自力で打てる手は打ち尽くしたと感じている。そこで、こうやって考えたことをまとめて記事として公開した次第である。

8 件のコメント:

匿名 さんのコメント...

Kさんのブログの熱心な一読者として、また失恋により同じような堪え難い苦しみを味わった一大学生として、不躾ながらコメントさせていただきます。私は「彼女」について記事について書かれている以上のことは把握していませんし、一つの意見としてとらえていただければ幸いです。
結論から申し上げれば、「彼女に対しコンタクトを取ろうとするあらゆる行為は慎むべき」と私は考えます。「彼女」がKさんと距離を取ろうとしているのは、Kさんからの恋心を拒絶したことへの罪悪感があるように感じます。そうした罪悪感の整理は「時間の経過」によってのみしか行いえないものです。その時間の経過を早めることは、不可能だと思います(その経過を早めたいという気持ちは十二分に理解できるのですが)。Kさんはこれまでに十分、相手とコンタクトをとる努力をしてきましたし、これ以上(友人に頼む等)の行動は相手から見ても不快、厳しい言葉を使うならば「気持ち悪い」ということになってしまうと考えます。
そして告白という行動を肯定し、怖いという感情から解放されるための方策についてですが、陳腐な意見ですが「数をこなす、そのために出会いの幅を手段を選ばす増やす」ことが重要だと思います。数をこなすことで一回一回の失恋の重みは減っていきますし、そうして「告白」を積み重ねていくことは理想の相手に出会う途上なわけですから、その行動を肯定することは可能だと思います。今回の「彼女」さんに対する告白の場合については、時間が経ってみないと「友人関係を保つ」という観点からは何とも言えませんが、Kさんが恋愛に初めて触れて人間的に成長する機会になったわけですから、そこは少し利己的になってもいいように思います。
数を増やすことについて「手段を選ばず」と書きました。出会いの場については今の時代は様々な場所や手段がありますし、ぜひ挑戦してみてほしいと思います。そこでまた「失恋」や否定をされることもあると思いますが、そこでのフィードバックを生かして改善を繰り返すことが重要であると思います。Kさんの過去の記事を読むと、出会いの場を広げることに対する時間的な恐怖があるように見受けられましたが、そこはご自分の優秀さをもう少し信じてみても良いような気がします。素敵なKさんの文章や思考、純粋さに魅かれて、こんな長文をコメントする奴もいるわけですから...笑。
まだまだ書きたいことはあるのですが、流石にこんなところにしておきます...。偉そうな乱文になってしまいましたが、参考になる部分が少しでもあればと思います。今後も面白く格調高い記事を楽しみにしております。失礼いたしました。

後悔に内包される請い さんのコメント...

問題点に関して現時点での考察をする。
・「彼女」はどのような心理で私のことを無視しているのだろうか?
→「彼女」は言語化ができないのだ。嫌悪感の正体が顔の好みによる忌避なのか、気まずいことによる忌避なのか、女性はそれを明らかにせずに「生理的に無理」という言葉を使う。女性は表現能力を持たず*1、男性は能力があれど*2心を知り得ない。推察を巡らせるしかないのである。
*1 女性でも表現能力を持つ個体もある。だが、理由を明らかにする労力と生じるメリットは釣り合わない。
*2 男性でも表現能力を持たない個体が多い。

・「彼女」に無視という方針を考え直してもらう方法はあるだろうか?
・「私と「彼女」の共通の友人に相談する」という戦略は検討に値するだろうか?リスクに見合うベネフィットを期待できるだろうか?

→方針を見直してもらう方法はいくらでもある。直接大学に会いに行ってもよいし、他人を通じてもいい。学園祭で近くに寄ったからと言い訳をするのもよい。期を待つならば、同窓会に顔を出してもよいし、就職が終わった後、卒業前、社会人になってから等、方法と時間の掛け合わせで十数通りは容易に想像できる。あとは計画に要する期間*3、リスクの大きさを勘定して期待値の最大化を図るしかない。

*3 残り数年しかない二十代の時間を浪費する可能性もリスクのうち。

・告白という自分の行動を再び肯定できるようになるためには、何が必要だろうか?
→私は、行動せずに後悔するより行動して後悔したいと考えている。行動しないことによる利益の期待値は0である。

・私が「怖い」という感情から解放されるためには、何が必要だろうか?
・私が「忘れる」ためには、どのような手段が有効だろうか?
→死。今抱いている感情は強烈なものである。保育園の記憶を一つ以上覚えているのだから、私は20年後もこの感情を覚えているだろう。

余計なお世話だろうが、次の恋に進むためには「妥協」を覚えるとよいかもしれない。

K. 如才 さんのコメント...

コメントありがとうございます。管理人のK. 如才です。

>Kさんのブログの熱心な一読者
>素敵なKさんの文章や思考、純粋さに魅かれて、こんな長文をコメントする奴もいるわけですから...笑。

ここだけで泣きそうになってしまいました(笑)。ブログを読んでくださるだけでも嬉しいのに、こんなお褒めの言葉まで頂いて、自分は本当に果報者だなあと思います。この言葉のおかげで落ち込んでいた気持ちがふっと楽になりましたし、ブログを始めてよかったと心から感じます。いつまでネタが持つかは分かりませんが、これからもできる限り続けていけるよう頑張ります。

>その時間の経過を早めることは、不可能だと思います。
なるほど。これに関しては諦めることにします。諦めることは得意中の得意でして、非常に自信があります(*1)。
(*1)まだ午前中ですが、今日だけで既に早起き、勉強、片付け、親孝行、生きているという苦しみ、悟りを開くことなどなど26項目での諦めを達成しました。

>厳しい言葉を使うならば「気持ち悪い」
私は、こう言ってもらうのをどこかで待っていたような気がします。そうだよね、と胸にストンと落ちる感じがしました。私は、自分に「これ以上の行動」をどうにか思い止まらせようとしてこの記事を書いたのかもしれません。

>数をこなすことで一回一回の失恋の重みは減っていきます
この観点は抜け落ちていました。重なるという側面だけでなく、薄まるという側面もありますよね。見方を変えていきます。

>時間的な恐怖
これなんですよね。私は2019年春に大学院の修士課程に入ったのですが、とりあえず2021年春に卒業することは諦めよう(*2)と思っていまして......それで時間的な恐怖から少しでも解放されればいいなと考えています。やっぱり入学した大学の性質上、どうしても自分の優秀さをどんどん信じられなくなってきましたから。こう言っていただけるのは本当にありがたいです。
(*2)詳細は追って記事にする予定です。

>流石にこんなところにしておきます
これほど丁寧なコメントをくださる「匿名」さんでしたら、いくらでも書いて頂いて結構ですよ!!!頑張ってブログを書いているのに全然コメント付かないなあと寂しがっていたところなんで、どんな記事でも好きなだけコメントしていって下さい!(笑)

>参考になる部分が少しでもあればと思います
全てにおいて大変参考になりました。重ね重ねありがとうございます。
これからもどうか弊ブログをよろしくお願い申し上げます。それでは。

K. 如才 さんのコメント...

コメントありがとうございます。管理人のK. 如才です。

僕がいうのもなんですが、文体がかなり硬いですね。僕の文体に合わせて下さったのでしょうか。わざわざ僕の好みの文体を選んでコメントして下さったのならちょっと嬉しいです。前置きはこれくらいにして、返信いたします。

>女性は表現能力を持たず
これはちょっと偏見といいますか......注釈を踏まえますと、「大体の人間は"表現能力"を持たない」といったところですかね。

>理由を明らかにする労力と生じるメリットは釣り合わない。
なるほど。僕が「内省し、その内容を文章化した上で、公開する」というサイクルを好んで繰り返してきた人間なものですから、勝手に他の人もそうなのかなと思ってしまっていました。普通は違いますよね。今なら告白の後の自分の行動を反省できます。「推察を巡らせる」ことを怠り、「彼女」の胸の内を無遠慮に掘り下げようとしてしまったのは僕の想像力不足でした。

>リスクの大きさを勘定して期待値の最大化を図るしかない
そうですね。色々検討は致しましたが、匿名さんにコメントを頂いて、「期を待つ」以外の行動はリスクがあまりにも大きいなと感じるようになりました。

>行動せずに後悔するより行動して後悔したいと考えている
かっこいいですね......。いくら「行動しないことによる利益の期待値は0」だからといっても、僕はちょっと無条件に行動を肯定できる人ではないようです。じっくりと自分の中で行動を顧みて、これは肯定に値するあれは肯定に値しないと分析的に検討するやり方が性に合っている気がします。

>死。
死は救いですしね。死は大好きです。「忘れる」ためにも、ちょっと死を趣味にしてみようかなと思っています。

>「妥協」を覚える
付き合う相手が「彼女」でなくてもいいと思えるようになった、という意味では妥協できるようになったのですが......別の意味の妥協ですかね。ちょっとこの言葉だけ文脈から切り離されて唐突に出てきたので、意味がよく読み取れませんでした。すみません。

深夜にコメント下さってありがとうございます。こうしたコメントが励みになります。今後ともどうかよろしくお願いします。

魚市場 さんのコメント...

如才さん
学部生時代お世話になりました、お借りしたノートで可をもぎ取った者です。今でも如才さんは僕の中で高徳の人という設定になっています。

学業に苦しみ、同じく失恋した身としてコメント致します。1※様と概ね意見は一致しているので、僕の経験から思うところをお伝えしたいです。自分語りで申し訳ありませんが…

>自分のことを嫌いになったかどうか尋ねると、「仲悪くなったとは思ってない」
これはお相手の人間的未熟さから来る、如才さんを切り捨てられない弱さからくるものであって、字面通り捉えてはいけないものと思います。僕は最近振られた女性に、その場でしばらく話しかけないで欲しいと言われています。振られる時に兄のような関係で、恋愛相手には考えられないと言われました。彼女は上手に承認欲求と相談相手、友人関係を分散できる人で、僕と関係を断つことを悲しみながらも、それが出来るだけの他者との関係性がありました。推察するに、お相手と如才さんは異性関係において承認欲求の分散が出来ておらず、唯一(!)異性からの承認を得られる可能性に執着して実は関係が既に破たんしていることから目を背けている。こういった状況から逃れる術は1※様の仰る通りかと。学内・学外のサークルから宗教団体まで、検討に値する人間的交流の場を見いだせると思います。

問題点3への提案
僕は、「まだ人に相談できる情熱と羞恥心の欠如があるうちに、信頼できる人ないし無関係の人に相談や愚痴を聞いてもらうべき」と考えます。これは如才さんや友人、お相手の人間性を無視した意見なので参考程度にしてほしいのですが、僕は今年の3月に女性に振られ、心の傷が癒えるまでの2か月でゆうに二桁の人に相談しました。信頼できる友人や恩人に考えを伝え、ときに過ちや考え違いを指摘してもらい、頭と心を整理した末に学科旅行の酒の席で笑い話にしたとき、僕は完全に失恋から吹っ切れました。そして、全てを総合的に斟酌できる今、もうこのことを軽々しく話す気にはなれません。この理由はいまいち言語化しづらいのですが、このことについては心の底から解決済みで、もう取り上げる気にならないからだといったところでしょうか。

アドラー心理学は、僕が学業の失敗や失恋にあたり、思考を整理する上で大変役立ちました。あまりに心酔する故に端的な説明をしたくありませんので、ぜひ何かしらの形でお読みになってください。如才さん、ファイト!

K. 如才 さんのコメント...

お久しぶり。コメントどうもありがとう。

>学部生時代お世話になりました
そうですね。大変お世話いたしました。
それにしても、君は私にかなり借りがあるはずですよね。まあ今回コメントをくれたことでその2%くらいは返してもらったということにしてあげましょう、私は優しいですから。

>今でも如才さんは僕の中で高徳の人という設定になっています
はい。私は高潔で、誠実で、優しく、高い品格を備えていますが、それを鼻にかけて自慢することがないという立派な人格をしています。世の中私を不当に低く評価する人間が多い中で、私を正当に評価してくださってありがとうございます。あなたの目に曇りはありません。

>如才さんを切り捨てられない弱さからくるものであって、字面通り捉えてはいけない
「仲悪くなったとは思ってない」って、よく読むと微妙な言い回しですよね。私と彼女の間の友情が「変わらない」とは言っていませんから。嫌いではない、喧嘩しているわけではない、だけど持っていた友情は"変質"してしまっていて......といった彼女の葛藤が垣間見えるような気がします。それを精神的未熟さとまで言ってしまうのは少々酷なように感じます。今の状況も「仲が悪くなった」とは言えないわけで、ある意味では「字面通り」に捉えてよい言葉なのかなと思っています。

>分散が出来ておらず
なるほどなるほど。言われてみれば、これは全くご指摘の通りです。「初恋」で言えば、「このことは、私の出会いの幅を一段と狭めた。(中略)私は、自分には彼女しかいない、私が誰かと付き合うとすればその相手は彼女以外にはあり得ないという認識を日に日に強めた。」という部分に端的に表れていますね。僕と「彼女」がしこりの残る関係の絶ち方になってしまった原因がこの点にあるという考察も、大変納得できました。人間的交流の幅を広げることは、私にとって大きな意味を持ちそうです。

>相談や愚痴を聞いてもらうべき
これを踏まえると、今こうして君に相談に乗ってもらっていること自体、吹っ切れる上で重要な意味をもつプロセスと言えそうですね。私は話すよりも書くことの方が好きですから、自分に合った形で考えを整理していきたいと思います。

>アドラー心理学
既に大量の積ん読本があるのにまた読むべき本を増やされてしまいました(笑)。気が向いたら読みますわ......。

応援してくれてありがとう。
ところで、私は君のクズな部分をたくさん見てきましたから、君が無事に大学を卒業できるのか割と心配しているのですが、学業の調子のほどはいかがでしょうか。杞憂だったらいいのですが。とりあえず、君にこの言葉を送りまして、結びに代えたいと思います。

魚市場さん、ファイト!

魚市場 さんのコメント...

如才さん


そういえば僕クズですね、頭厚顔無恥ぶりに頭クラクラしてきた。やはり如才さんはこんなクズに返事を返すだけ徳のある人物ですね。学業は今のところ順調ですが、それは教養時代も同じだったわけで。それとなく見張っていてくれると嬉しいな。

K. 如才 さんのコメント...

>それとなく見張っていてくれると嬉しいな。
あいよー!