2019年7月22日月曜日

7/21: 参院選開票

参院選の開票があった。選挙区で投票した候補は落ちたが、そこまで強く応援していた訳でもないのでこれはまあ良い。比例区で投票した候補が当選したのは素直に喜びたい。少数派や社会的弱者の支援、若者支援、思想・表現の自由、憲法観の観点から、最も自分に考えが一致している候補だった。国政の場では初当選となるが、様々な人にとって暮らしやすい社会が実現されるよう、これから頑張ってもらいたい。国会なんてところに居続けたらそのうち気が狂ってしまうのではないかと心配だが、どうにか正気を保ってほしいところだ。今後の活躍に注目したい。

・自民
広島で自民の溝手氏が落選したことには驚いた。私は次期首相の座には岸田氏が就くことが望ましいと考えていたため、この報には大きなショックを受けた。広島県連は党中央部のやり方に反発したというが、実に尤もであり、同情する。自民党が政権を維持し、その中の派閥争いによって擬似的な政権交代が起こるというやり方は、現在のように強権的な(=強いリーダーシップを発揮する)党の運営が為された場合に破綻してしまう。派閥同士の争いは国民を置いてけぼりにしてやっていることであって、現状の体制には大きな問題があると思う。それを踏まえた上でもリーダーシップがやや弱い岸田氏を支持していたわけだが、あまりに弱かったか。
公文書書き換え問題に関する反省の姿勢と再発防止策を打ち出さない限り、現政権の自民には投票したくない。どうにかお灸を据えたいと思っているが、支持率が安定していてお灸が据わらない。岸田氏の求心力が低下し、今後しばらく現政権が安泰そうなのは、私にとって日本の行く末の不安材料である。

・立民
おしどりマコのような人を擁立するのは金輪際やめてもらいたい。タレント候補者を大量に立ててことごとく集票に失敗しているのはかなりダサい。一体何がやりたいのか。まっとうな政治と言うのなら、頼むからまっとうな候補者を立ててくれ。
思想的に一致している政治家の集まりという色彩が強く、自民との対立軸は鮮明であるが、その分人を選ぶ政党になっているように見える。良くも悪くも成立時からブレていない。仮にも野党第一党なのだから、もう少し中間層に響く政策を提案するなど、本気で政権を取りに行く攻めの姿勢を見せてほしい。
原発を減らすのはもっとゆっくりやった方がいいと思う。

・国民
思想の感じられない離合集散を繰り返したせいもあって国民からの印象はかなり悪いだろう。リベラル系の議員を立民に吸われており、自民との差別化にも失敗しているように見える。自民党では引き締めが強くなり、党内の意見が純化しつつあるようだ。これは国民民主党にとってプラスだろうから、早く党勢を立て直して自民と立憲の間のスタンスの受け皿としてまともに機能する政党になってほしい。
高速道路の料金引き下げを公約に掲げていて、民主党時代から変わらずクルマが大好きなのだなと思った。そんな環境に悪い政策には賛成できない。

・公明、共産
支持層が固く、ちょっと入りにくい。私の方を向いている政党ではないと選挙のたびに感じる。堅調だなあと思うが、動向にあまり関心を持てない。

・維新
かつて長谷川豊がいたり丸山穂高がいたりして印象が悪い。音喜多駿やら鈴木宗男やらを擁立、当選させていて、候補者の選び方に首を傾げる。

・社民
議席が取れてよかったね。

・れ新
派手だが、派手なことをやってちゃんと票をとっているのだからその辺は立民よりも偉いと思う。特定枠をうまく使って重度障害者を国会に送り出した功績も大きい。その他擁立した候補者の顔ぶれも面白く、悔しいがセンスを感じる。山本太郎氏がどうしても好きになれないため票を投じたいとは思えないが、他の政党には真似できないことをやっていて、存在意義は認めたい。

・N国
ワンイシューなのはともかく、NHKって議席が取れるほどのイシューだったのか!?!?!?我が目を疑う。

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